谷バレエ団、新春公演

先日、私の所属する谷桃子バレエ団の新春公演

「白鳥の湖」を観に行ってまいりました。

白鳥の上演は9年振りということで、

ダンサーもたくさん入れ替わっていましたが

友人たちや諸先輩方も舞台上で存在感たっぷり

輝いていて嬉しかったり、思わず体が一緒に

動きそうになる場面も多々ありました。

あの頃は、、、とか

あの時は、、、とか

苦い思い出や楽しい思い出、、、

これでもかと思い出しながら。

白鳥は、私が新春公演に初めて出演させて頂いた演目。

(当時、現芸術監督の高部尚子さんとアカデミー芸術監督の伊藤範子さんが

主演されていました。リハ風景が今も目に焼き付いています)

そして、入団直後主役デビューさせて頂いた演目。

先輩の佐々木和葉ちゃんと共に。

尚子さん、範子さん(熊川哲也さんゲスト王子)との

トリプルキャストで、大ベテランの

スチュアート・キャシディさんゲスト王子と

組ませて頂く機会を頂き緊張の年となりました。

オディール、谷先生には幾度も細かく教えて頂きました。

表現の楽しさ、難しさ、

作品の奥深さに毎回発見があります。

劇場では、昔からお世話になっている先生方にも

お会いでき、いろいろオープンにお話しさせて頂くことも。

バレエを通しての巡り合いに、有難い気持ちになりました。

久々に会えたバレエ団仲間も。

谷先生や諸先生方、先輩方が築いてこられた

谷バレエ団の歴史を思うと、様々なご苦労が

あったことと。昔のことは想像しかできませんが、

頭が下がる思いです。

東京文化会館は上野の動物園そば。

パンダ人気で活気に溢れています。

夕方の空が綺麗だった上野公園。

宮城文