今朝は車移動180キロ。到着しました彦根も雨です。
さて、アントニオ・ウ゛ィウ゛ァルディにより作曲された「四季」は大変有名ですね。
今ではこれは春、夏、秋、冬と定着していますが、本来は12曲からなるウ゛ァイオリン協奏曲集「和声と創意への試み」作品8のうち第一集(第一曲から第四曲まで)に付けられた総称でウ゛ィウ゛ァルディ自身による命名ではないそうです。
ご存じの方も多いことでしょう。
三つの楽章のうち「冬」の第2楽章「ラルゴ」(テンポ指定の言葉)
に合わせて来月踊るので少し予備知識を・・・・。
冬、
第1楽章の、身震いして歯がガチガチするような木枯らし吹きすさぶ冬の厳しい様の表現を受け、
第二楽章では、一転、弦を指ではじくピチカートを奏でる合奏パートの音色に乗って、ソロヴァイオリンがうたいはじめます。
外の大雨の厳しさとはうらはらに、室内で暖をとり休憩する人々。暖炉の中で炎がゆらめく様が思いうかびます。平和な時間。冷えた体が暖まっていく幸福感。
引き続き第3楽章では、冬の寒さに負けず用心深くつまづいて倒れないよう氷の上ですべって遊ぶ人々。それもまた楽しい冬・・・
こんなドラマがあるようです。
今度は第二楽章のみに合わせて踊りますが、そんな景色も想像しつつ考えております・・・
他の季節にも、それぞれの情景が丁寧に描かれています。
機会があればぜひ、「四季」をじっくりと味わってみてください♪
では良い一日を・・・・
宮城文
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