創設60周年記念の、華やかで、格式高く、伝統の重みを会場全体で分かち合い喜び合うような舞台でした。
中川大師範も滋賀県の代表として素晴らしい「春日山懐古」。
中川さんには彦根での活動の折に大変お世話になって以来、いつも応援頂き、芸術という同じ分野での大先輩として尊敬しております。
彦根のお世話になった皆様方の近況も少し伺えて、みんなでまた再会できたらなと感じました。
来年は彦根での全国大会開催が決まったそうで、滋賀県の1300人もの会員さんが「お・も・て・な・し」の気持ちでご準備されるそうです。
詩吟というと、あまり馴染みのない方々も多いかと思いますが、歴史的物語や脈々と受け継がれる詩が邦楽と絡み合うように伝わってくるさまは、日本が誇る文化、日本人として触れないのは損だと改めて思いました。
特に今回、琵琶の音色の自由さ、奥深さも堪能致しました。
今後もお身体大切に夢を与えて頂きたいと思います!
宮城文